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寝起きはじゃがいも

考えたことなど

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萌えツイートは小説になる ~俺流~③

こんにちは、誠意執筆中です。

まだ完成しては居ないんですが、思考過程を晒していくと宣言した都合上
本当に書きながら晒してます。
つまりここまでしかまだまともに書けていません。

遅筆なのに無茶しやがってと思って下さるでしょうが、御付き合い下さいませ。

前回書き出して、途中までガンガン書いていました。
が。
そのうち、絶対に詰まるところに行き当たります。
そういうところはまだ、ディテールの構築が甘いので見通しが悪くて、前が見えないような状況になっています。

そういうときはどうするかというとですね、
わたしの悪癖なんですけど飛ばして先から書いちゃいます。


 
主人公歌仙が先生から声を掛けられて葬式に出る、
葬儀の最中に気丈というより異様な平静の青江を見る
 

 
ここで詰まったのですよね。
この時点では、歌仙はただの優等生で、他人の家庭事情に声を荒げるタイプじゃないし、そもそもただのクラスメイトの両親の葬式になんて出たがらないんです。
(※個人の脳内キャラクター像です)
だから
 

 
『親の葬式だってのに涙一つも』と親戚から誹られて
『きみも何か言い返したらどうなんだ!』と激高する歌仙


 
ちょっと場面を飛ばして、このあたりを書き込むことにします。
つまり、転がる先から遡って考えていきつつ書いていくといいますか……
うーんちょっと説明が難しいんですけれど、ほぼインネンつけるみたいにして、結果から過程を引き出していきます。

以下、
オレンジ字は前回書き出し前の時点で考えていた『設定』
青字は書きながら考えた……というより連想された『裏設定』です。
 

葬式→葬式の片付け中(状況の変更)、プリントを届ける。
(葬式の最中にプリントは持っていかない
→葬式の片付け中の自宅にしよう
→じゃあ葬式中の青江を見るために葬式の参列客にしよう
→ただのクラスメイトが出席する?
→学級委員だからってことにしよう)

(学級委員長の歌仙→いいとこのおぼっちゃん
→曲がったことが嫌いな真っ直ぐな気性の文武両道だな
→先生からの覚えもめでたかろう
→葬式の出席は先生からの打診ってことだな
→ってことはプリントも嫌々ながら先生に頼まれたから、だ)
←詰まったポイントが進むヒントが浮かんだ①
 
『親の葬式だって言うのに涙一つ見せないで』
(気味が悪い、心が冷たい、など→常人が言いがちな悪口である/大人と子どもの対比)
 
 みたいな感じでヒソられてる
(→ヒソヒソって感じにすると家に上がり込む必要があるなあ
→歌仙はこういうこと玄関先くらいで済ませたいんじゃないかなぁ
→じゃあ『ヒソヒソ』じゃなくてデカい声で言われてるのが聞こえちゃったことにしよう
→デカい声で浅はかなこと言うオバさん……耳が遠い? ←パイプ○ニッシュポイント②

→近い親戚なら、この後青江が引き取られるかもしれない
→青江は波風立てたくないのか ←パイプ○ニッシュ③

→引き取られた後も苦労しそうだな
→自立大変よね
→あっ殺そうこいつ、もうこの時点で耳が遠いならまあまあの婆さんってことだし
大人なってからこいつの葬式の喪主もしよう ←展望がちょっと見えた
 
 たまたまプリント届けにきたただのクラスメート歌仙が
(仲が良くないふたりの距離が近づくのに萌えを感じるので)
(対比によるうねりが物語の転換を生む)

「君も何か言い返すくらいしたらどうなんだ!」
 なんてらしくないことをついうっかり言ってしまう
(曲がったことが大嫌い!そしてプライドが高い!
→大人相手でもバカにされるのは嫌、自分じゃなくても嫌
→こういう中学生は得てして愚鈍な大人を下に見ている
→繊細過ぎて勝手に傷つく~~青春アミーーーゴ――――‼ ←パイプユ○ッシュ④

→知らないふり聞こえないふりのほうがラクなのに、出来ない故の苛立ち
→こころの柔らかい繊細な青少年! ヒュー!!) ←テンションあがってる。大事です
 
 青江君は少しびっくりした後、困ったような笑みを浮かべ
(歌仙はそういうことするようなタイプと思ってなかった?
→見た目はとっつきにくいってことか歌仙
→いるいる、先生にはやたら覚えめでたいけど同級生にあんまり友達いないタイプ)


『未だに(両親の死が)実感できないんだよねぇ』
(ある種の子どもらしさ、親戚モブのように世間ずれしていない純粋さの発言)
 と返す。
(なんぼ純粋でもちょっとふわっとしすぎ?
→この声のデカい親戚を嫌ったら後が辛い立場だしな
→いやしかし根が優しいという可能性もあるしな
→何考えてるかわからないところ 萌える) ←原点に戻ったキャラ萌え

 冷静になった歌仙君が『すまない』
(素直~~~!!)
 

  
え~といまこんな感じで……
どうしよう書き起こしてみたら想定以上にバカっぽいっすね……
いやこんなもんだろ?!と言いけどどうなんだ……
わたしの場合小説執筆中の脳内って萌え語りしっぱなしの状態なんです。

だからこの時点で文面はほぼ箇条書きです
文体とかどうでもいいよねー!!(@浦島)ってなもんです。
だって、情報ガンガン突っ込むのに必死で、そんな余裕ない。

もちろん、冒頭文として書いていた部分を改変する必要が出てきたりします。
コピー&ペースト、ガンガンいこうぜ!
情報量は多いにこしたことはないです。どうせ後から推敲して消していくんだから。

今回は学パロ、現パロ(現代っていうか……二〇〇〇年代パロ…?)なので、口調はもちろんのことですが色々なことがトんでます。

わたしはその昔漫画を中心にパロを描いていたのですが、正直、漫画に比べて作文のパロものの難しいことったらないです。
絵だとコスプレが見てわかりますが、作文はそうもいかない。
だから、なるべくそのキャラらしさを、解体して誇張していくくらいの気構えが良いのかなあと思って書いています。
というか二次創作ってだいたいそうですよね。
人によって萌えポイントが異なってて、そこが面白い。
でも共通なところがあったらとっても嬉しくなっちゃう。


さて。
場面をトばして書いたことにより、


 
・主人公歌仙が両親を亡くしたばかりの青江を叱咤する理由
・成人したあとの歌仙と青江の再会状況(二度目の喪主を経験させる)
 

 
詰まったところを開通させる目途と、オチの展望が見えてきました。
こんな感じで、脳汁を出しつつ書くように努めます。
テンションが落ちると書いたもの読み返して、面白くない……消そう……とか血迷っちゃうから。

続きます。
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二次創作を書いたり読んだりしながら生きているアラサー

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